はじめに
自己紹介
name:じんじむ
平成生まれの音楽家です。
普段は、別名義でゲームのBGMや歌モノを書いたり、本名で作家事務所からコンペに参加したりしています。
ただ、最近主体的に音楽をやってみたいなと思い、名前も変えてフレッシュな気持ちで色々挑戦してみることにしました!
手始めに、前々から興味のあったブログをはじめてみます。
実は、過去にも何度かブログに挑戦し、その度に数記事書いては挫折しているのですが…
今回こそは!という気持ちで頑張るので、暇なときにでも覗いてもらえると嬉しいです。
音楽略歴
挫折で目覚めるロックンロール
もともと、親が楽器をしていたとか音楽に造詣が深いとかではない普通の家庭に生まれたので、小学生時代にピアノを少し習っていたこと以外は、特に音楽に触れることはありませんでした。
そんな自分がなぜ音楽を始めたかというと、それは
「1番になりたかったから!」
中学受験をした僕は、運よく全国でも10位くらいの進学校に入学します。
しかし、入学してすぐに経験する圧倒的挫折!
というのも、小学校は普通の公立に通っていたのですが、中学受験をするために塾に通わされていたので、学校の勉強は習う前に全部知ってるし、勉強に関しては学内でもトップでした。
まぁ、これはただ”お受験”というチート行為のおかげなんですが。
ただ、受かるか受からないかギリギリのラインで受けて、たまたま合格した中学校。
まわりの子は、当たり前に自分より勉強ができる。
ついでに、運動やそれ以外に関しても、ぜんぶ自分は並かそれ以下。
子供ながらに、今までいかに狭い世界で天狗になっていたか思い知らされた気分でした。
前述の状況で、無駄に肥大したプライドを持っていた僕は焦ります。
なんとか周りの子に勝てる事はないものか。。。
そこで思いつきました
「誰もやってないことやったら、もうそれ自分が1番じゃね…?」
我ながら、天才的な発想力()
というワケでギターはじめました。
同じ感じで、12-13歳当時、周りの子らがほとんど聞いてなかった洋楽を聞き始めます。
働きたくない僕の夢はロックスター
そんな風に始めたギターと、聞き始めた洋楽でしたが、なんだかんだでハマッていき。
最初は、姉が持っていた洋楽コンピみたいなのを聞いていて(たしかBackstreet BoysとかAerosmithが入ってたかな?)、そこから徐々に当時流行っていたPop Punkにドップリ。
Simple PlanやGood Charlotte、Green DayにBlink182とか挙げたらキリがない
CDを聞くのはもちろん、近所のちっちゃいレンタル屋さんに何故かライブDVDとか置いてあったので、それも借りてみたりしました。
が、これが僕の人生を狂わせます。
ライブDVDって、曲と曲の間によくツアー中のオフショット映像とか挟まるじゃないですか。
それが、もう楽しそうで楽しそうで。
たしか、Blink182とPennywiseのライブDVDだったかな。
いい歳したおっさん達が死ぬほど楽しそうに旅行(ツアー)してるんですよ。
「俺もこんなオトナになりてぇ…」
当時から、勉強するのも嫌いで、若干12歳でもう働きたくないと確固たる将来の指針を持っていた自分はミュージシャンになることを決意しました。
そこからは、一応ミュージシャンになるためにちょっと頑張ろうと思い真面目にギターを練習しました。
その流れで、ギターがテクニカルな音楽、メタルやハードロックやフュージョン等も聞き始め、バンドを組んで学校の文化祭にでたりコンテストに応募したりもしました。
ちなみにコンテスト系の結果は全敗でした
オタクと作曲
ここでちょっと脱線するんですが、進学校って何故かオタクの割合多くないですか?
中高と一貫の進学校だったんで、公立学校に関してはあまり詳しく知らないのですが、何となく進学校とか偏差値が高い学校ほど全校生徒に対するオタクの割合が高い気がします、体感だけど。
というワケで、高校に進学したあたりで自分も無事にオタクの仲間入りをはたしました。
当時は、今から考えても深夜アニメの全盛期(当社比)だったんで仕方ない。
アニメを見たりアニソンを聞いたりするようになると、自然とそういうお友達も増えていきます。
その中に、「『同人ゲーム(シューティング)』を作りたい!」という友達がいて、その子は僕がバンドで作曲とかしていることを知っていたので、そのゲームのBGMを僕に依頼してきました。
最終的に、そのゲームの企画は頓挫したのですが。。。
ただ、ゲーム用のBGMを、当時BOSSの小型MTR的なものでつくって、サークル(っていうほど大層なものではないけど)のメンバーに聞いてもらう中で、
「めっちゃいい曲!」
とか
「もっと聞きたい」←個人的にこれが一番うれしかった
って言ってもらえることが快感になっていき、曲を作って聞いてもらうということの楽しさに気づきました。
そこではじめて、作曲や編曲の仕事を意識しはじめます。
オタクと作曲Ⅱ
高校卒業後は、
「音楽やるなら上京しなきゃ!」
というステレオタイプの思考で関東の大学に進学しました。
本当は、作曲に目覚めた時点で音大に行きたいって思ったんですが、その時もう高校生で本格的な受験勉強を始めるには少し遅く、且つ、通っていた学校がバリバリの進学校だったこともあり、普通の大学に進学。
普通の大学とはいっても、なぜか音楽大学でも教鞭をとってる教授がいる大学で、その先生のもとクラシックの技法や理論、音楽の歴史などを学びました。
またその傍ら、大学入学時の新歓でたまたま話した同級生の子がたまたまオタクで、
「『同人ゲーム(ノベル)』を作りたい!」と。
そして、作曲できるなら音楽をやってくれないかと。
「あ、このパターンしってる。。。」
結局、なんだかんだ手伝うことになり、今回はノベルゲームということで、主題歌用にはじめてDTMでちゃんとした歌モノも書きました。
この時つくったゲームが意外にも好評で、流通販売会社から声がかかったり、それをきっかけにたくさんのゲーム、アニメ、エンタメ関係の知り合いが増えて、ちょくちょく音楽の仕事をもらえるようになりました。
これが作曲家生活のスタートです。
そこから就職もせず、時にはバイトをしたり、ポップスの作家事務所にお世話になったり、紆余曲折を経て、今でもなんとか音楽の仕事をしています。
このブログについて
と、簡単なプロフィールを書いたものの、これからは、新しい名義で心機一転、主体的に音楽をやって、そこからたくさんの人と出会い仲良くなっていけたらなと思い、このブログをはじめました。
作曲の仕事にしろ、ポップスのコンペにしろ、今までは受け身で音楽を書くことが多かったので。
もちろんそれはそれで楽しく、またとても勉強になるのですが。
soundcloudに音楽をアップしたり、著作権フリーのBGMサイトに登録したり、自分のアルバムを出してM3に出展したりと、興味はあるもののなかなかチャレンジできなかったことにもどんどん手を出していきたいです。
このブログでは、そういった新しい名義での活動のことや、DTMでの音楽制作のネタ、作編曲のTipsやプラグインのレビュー、好きな曲や音楽家の紹介など音楽に関係することならなんでも書いていくつもりです。
何か少しでも、見てくれた人の音楽にプラスになるようなブログにできればなと思っています。